1950年代にもっとも輝いていた歌がうまいアイドルは、日本人なら誰でも聞いたことがある、美空ひばりさんです。
東京キットや、ひばりの花売り娘、リンゴ追分、お祭りマンボ等、いろいろな歌が1950年台に発表されています。彼女が歌うまいというのは、彼女の生きていた時代を知らない、現代っ子でも知っていると思います。
特に1952年のリンゴ追分は、当時の史上最高となる70万枚を売り上げる大ヒット曲になって、彼女がもっとも輝いていたということがわかります。ひばりさんには、親しい人からお嬢と呼ばれていましたが、1953年に「お嬢さん社長」という映画に主役で出ていたことから始まったそうです。
1954年には、「ひばりのマドロスさん」で紅白歌合戦に初出場も果たしています。