歌謡曲ブームの黎明期だった1950年代、今のアイドルとはかなり印象が違うかもしれませんが、当時もアイドル的存在の女性歌手は存在しました。
芸能界全体がまだスタートラインにいた頃、可憐な容姿と華やかな歌声で時代を彩った女性たちの中から、代表的な一人を紹介します。
・二葉あき子
1936年にコロムビアレコードからデビューし、ブルースを中心にいくつものヒット曲を生み出しました。若い頃は可愛らしい顔立ちも人気の理由のひとつで、ブロマイドも発売されていました。また、NHK紅白歌合戦の第一回から出場していることからも、人気ぶりが伺えます。2011年8月16日に、地元広島にて96歳で亡くなっています。死因は心不全だと発表されています。充分長生きされていましたが、惜しい人を亡くしたと言わざるを得ません。今も多くの人に愛されています。