1950年代におけるさ行から始まる代表的なアイドルとしては「ザ・ピーナッツ」が挙げられます。
双子の伊藤エミと伊藤ユミの女性デュオで1959年に日劇コーラスパレードで歌手デューしました。そして同年「可愛い花」のレコードがヒットし、その名を日本中に知られるようになりました。
その後、「ザ・ヒットパレード」や「夜のヒットスタジオ」などといった名番組を長期間出演、お茶の間でも人気となりました。1975年に引退するまで、数々のヒット曲を生み出し、日本におけるアイドルの元祖とも言うべき存在として君臨しました。
伊藤エミは2012年に、伊藤ユミは2016年に惜しくもこの世を去りましたが、和製ポップスを海外にも広めた功績は大きく、今なお多くファンに愛されています。