1950年代のわ行から始まる代表的なアイドルとして渡辺はま子が挙げられます。
1910年横浜で生まれた渡辺はま子は音楽学校を卒業後1933年に「海鳴る空」でレコードデビューを果たし、1935年の「ひとり静」がヒットして注目を集めるようになりました。
その後も「蘇州夜曲」「何日君再来」などのヒットを放ち、さらに1950年代には「火の鳥」「桑港のチャイナ街」が全国的なヒットとなり1950年代を代表するアイドルとなりました。1951年には第1回紅白歌合戦の紅組のトリを努め、また勲四等宝冠章を受賞するなど実績のある歌手として活躍しましたが、1999年に死去。
その豊かな歌唱力と華麗な風貌は今でも多くのファンから愛されています。