1960年代、この戦後復興時代に国民の心に癒しを与えたのは美空ひばりさんです。多くの人が彼女の鼻歌を口ずさみ、
川の流れに自らの人生を映しました。
幼い頃から歌唱にかけては天才的で、魅惑の歌声でヒット作を生み出します。川の流れのようには若者にも歌われる名曲でその歌詞に励まされ、癒される人も多い歌です。
美空ひばりさんはどんな衣装も似合う方でした。煌びやかな衣装が多い方だったのですが、重いでしょうに精一杯ステージを勤め上げる舞台人でした。自身の人生に与えられた役目に気付き、そして果たし、華やかではありましたが、自身の重責を果たすという事は歌だけに人生を捧げる覚悟をした方でした。
若くして旅立たれましたが、あの時代もっとも輝いていたのは美空ひばりさんです。