1960年代は高度経済成長の真っ只中で、日本人の生活が大きく変化した時代です。

その変化の中心となったのがテレビの普及。それまで映画が中心だった芸能をお茶の間で見ることができるようになりました。そして生まれたのが数多くのギャグを生み出し今や伝説となったバラエティ番組「シャボン玉ホリデー」で、その司会に抜擢されたのが双子の姉妹歌手「ザ・ピーナッツ」です。

歌だけではなくハナ肇とクレージーキャッツやゲストとトークを展開し、コントで楽しませてくれました。また、今でも語り継がれているのは映画モスラで演じた妖精役で、女優としても活躍しました。

「ザ・ピーナッツ」はバラエティアイドルの先駆者であり、この時代にもっとも輝いていたバラエティアイドルと言えるでしょう。