1960年代にもっとも輝いていた踊りがうまいアイドルと言えば、辺見マリではないでしょうか。
当時、踊りながら歌うアイドル自体が少ない中、辺見マリは歌とセクシーな踊りで男性ファンを魅了しました。スペイン系アメリカ人の父、日本人の母のもとに生まれ、4歳からバレエを習い始めました。将来はプロのバレエダンサーを夢見ていたようです。
1969年「ダニエル・モナムール」で歌手デビューし、続くセカンドシングル「経験」ではセクシーボイスで情感たっぷりに歌う「やめてぇ~」が注目を集めました。歌手として大成功を収めたものの1972年には人気男性歌手の西郷輝彦と結婚し、芸能界を引退。
その後は現在女優として活躍する辺見えみりを出産しましたが、10年後に離婚し、芸能界に復帰しています。