1970年代もっとも輝いていたヤンデレ系アイドルは梶芽衣子です。1965年日活に入社をした当初は本名の太田雅子でデビューをし、数々の映画で脇役として活動をするアイドル歌手としてレコードも出していました。
1970年、当時では珍しいクールな外見と愛想笑いをしない女優なのが作品にぴったりだと日活の重役の目に留まり「野良猫ロック」の主演に抜擢され大ヒットしました。
翌年には「女囚さそり」も公開され、野良猫ロックに続くバイオレンスな映画には梶芽衣子が必要とまで言われるようになり一躍トップ女優の仲間入りを果たします。
スクリーンの中ではクールな女性を演じつつ、バラエティ番組では甘えた声で話をする梶芽衣子は1970年代のヤンデレ系アイドルといえます。