1970年代にもっとも輝いていた踊りがうまいアイドルといえば、なんといってもピンクレディーでしょう。
作詞家・阿久悠と作曲家・都倉俊一による楽曲に、それまでのアイドルでは見ることができなかった独特の振り付けで、老若男女に人気のあった2人組アイドルです。
デビュー曲のペッパー警部に始まり、S・O・S、カルメン’77、渚のシンドバッドと次々とヒットを飛ばし、第6弾シングルのUFOは、ミリオンセラーになりその年の日本レコード大賞を受賞しました。UFOの振り付けは、当時だけでなく今でも踊れるという人も多く、当時ピンクレディーファンではなかった人でも、振り付けはなんとなく覚えている、踊れてしまうから驚きです。
それだけピンクレディーの人気や影響はものすごいものだったようで、あの2人を超えるアイドルは二度と出てこないのでは、とさえ言われています。