1970年代に歌がうまいアイドルとしてもっとも輝いていたのは、1973年に「としごろ」でデビューした山口百恵です。
デビューのきっかけは公開オーディション番組として人気を博していた「スター誕生!」で、既に初代チャンピオンに輝き歌手デビューを果たしていた森昌子に憧れて応募、決戦大会では見事準優勝となり歌手デビューへの道を歩むこととなりました。
当初は歌詞や楽曲の話題性が先行していましたが、リリースを重ねるごとに歌唱力も上達し、1974年リリースの「冬の色」が主演映画の主題歌となったこともあり1位を獲得しました。
その後も1970年代の中心アイドルとして活躍しましたが、共演がきっかけで知り合った三浦友和と結婚、1980年を最後に引退しています。