日本においては高度経済成長を経て生活にゆとりが出てくる中で、芸能界という華やかな世界の中で人々に夢を与え続けるアイドルという存在が長年人気を博しています。
1970年代はアイドル黄金期の初期とも言われています。数々の人気アイドルを排出した1970年代ですが、ら行から始まる代表的なアイドルとしては、リンリン・ランランが挙げられます。
リンリン・ランランは、1959年1月3日生まれの香港出身の双子姉妹によるポップデュオです・父親がアメリカ人、母親が中国人のハーフであり、1972年から香港で活躍していたところをスカウトされ、1974年に日本テレビの「スター誕生!」でアシスタントとしてデビューを果たしました。
デビュー曲でありながら、二人の代表曲となった「故意のインディアン人形」では、インディアンのような衣装を着て、髪の毛をお下げにするスタイルで歌い、独特の個性を出して先住民と間違えられるほどでもありました。人気絶頂期には中華料理店のCMに出演して二人でCMソングも歌いました。